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さくらんぼの霜対策

こんにちは!

紅楓庵いとうファームです。


最近の山形は、

春の陽気が続いたと思えば

翌日には雪・・・

だったりと、

寒暖差が激しい気候です。



さくらんぼの芽。

ツンツンしていたものが、


こんな風にふっくらして

開花間もない雰囲気です^^




この時期に注意していきたいのが、

“霜”です。


農家の人たちは、

『明日の朝、霜が降りるかもしれない!』と

霜対策に敏感になります。




ーー霜が降りるとどうなるの?ーー


霜が降りてしまうと、

つぼみの中の雌しべが

凍って死んでしまうことがあります。


そうすると

うまく実が成らなくなってしまうのです。


霜の害が多いときは

さくらんぼの収穫量が

極端に減ってしまうことがあります。




そうならないために、

例えば


焚き火による

『燃焼法』


上空の温かい空気をおろす

『防霜ファン』


暖房機で温かい空気を送る

『温風方式』


散水して水が氷るときの熱で保温する

『散水氷結法』


日中たっぷり水をまいて、温まった水を利用する

『冠水』


など、

各農家さんで

いろんな対策が講じられます。




霜は

地面から近い

目線の高さほどの

低い範囲で起こりやすく、


当園は比較的

木の高さが高いのですが、


それでも対策として

日中の温まった水を利用する『冠水』を

しっかり行うことで

霜からつぼみを守ります。




繊細な果物のさくらんぼ。


今年も、

美味しい実が

たくさん成ってくれることを

祈るばかりです!


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